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土筆(つくし)

今日は武生はとっても暖かく、春の訪れを感じさせてくれる一日でした。お客様を迎える準備をと暖房の調整をしておりましたが、今日は暖房がいらない程でした。春の匂いもあちこちで感じております。厨房では「ふきのとう」を湯がく灰汁のほろ苦い香り。外では春風に踊るデージー。この季節になるとよく奈良の祖母と「つくし取り」に行ったことを思い出します。家の裏がすぐ田んぼだったので、田んぼのあぜ道に生えている土筆を探しては取りました。つくしという語源は「澪標(みおつくし)」(船が港へ入る通路を示した杭)のつくしだそうです。「つくし」で、突き立った杭のように見えることからつくしになったそうです。そして、漢字の「土筆」は土に刺した筆のような姿からきたそうです。ちなみに武生弁で「突きさす」ことを「ちっくり刺す」といいます。何ともかわいい方言ですので、とても気にいっています。土筆は奈良の実家では「はかま」を取り、ゆでてだしと薄口醤油でさっぱりと炊いて食べました。懐かしい味です。子供の頃は(今でもそうかも)、つくしを食べるのが楽しみではなく、探して取るのが楽しみでした。武生でも日野川の堤防にはたくさん土筆が生えます。今年も娘を連れて「つくし取り」に行こうと思います。





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2005年03月10日 22:23に投稿されたエントリーのページです。

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