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2006年02月 アーカイブ

2006年02月01日

シェフのイタリアン料理教室

今日は、今年初めての「シェフのイタリアン料理教室」でした。


メニューは、●マスカルポーネのカナッペ  ●白菜とベーコンのパスタ(ぺペロンチーノ) ●鶏胸肉のとろ~りチーズカツレツ の3品でした。


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マスカルポーネのカナッペ。マスカルポーネチーズを基本に、すりおろしにんにくや蜂蜜を入れて生クリームも入れて混ぜるだけ。簡単なようで難しいです。分量が適当なので、微妙な量の違いで味が変わります。マスカルポーネチーズ1パック(大体250g)でディップがボールにいっぱいできちゃうので、パーティーの時などにちょっとおつまみにいいです♪


 


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「アーリオ エ ペペロンチーノ」(にんにくと唐辛子)というのが正式な”純ペペロンチーノ”なんだそうですが、ほんとにシンプルなので素人には難しいので、白菜やベーコンの具を入れてオイリーにならないようにパスタを作るといいということです。


 


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焦げないようににんにくとイタリアン唐辛子をオリーブオイルで熱していきます。


 


 


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シェフの素顔、初公開!!


いつもこんな感じでご指導受けております。


 


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私達の会話にいろいろ突っ込みも入れながら、ざっくばらんに楽しく教えていただいています。


 


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こんな感じでベーコンを炒めて白菜を入れます。固めに茹でたパスタを白菜とベーコンの旨味を染み込ませながら強火で炒めます。味を整え黒胡椒、オリーブオイルで仕上げ、パルメザンチーズとパセリのみじん切りをかけて出来上がり。


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鶏胸肉はぱさぱさして食べにくいという既成概念があったのですが、チーズを挟んで上手に焼くことで、やわらかく美味しく食べることができます。トマトソースで酸味もきいていてよろしいです♪



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衣を付けた鶏胸肉をオリーブオイルにバターを入れたところに並べて、蓋をせずに焼いていきます。


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さて本日もお昼に習った料理を夕食で試みてみました。


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白菜とウィンナー(ベーコンがなかったので)のぺペロンチーノです。


盛り付け方がまだまだ修業が足りませんね♪


味は写真ではわかりませんが、なかなかうまくできたと思います♪(満足)


 

2006年02月03日

鬼がピース!

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今日、お客様が帰られてから、雪の中、節分の豆まきをしました。


今年の鬼役は、次女です。


「鬼は外!」と豆を投げられても、じーーっと突っ立ったまま動きません。


「鬼の写真撮ってあげるわ。」というと、じっとしていた鬼が”ピース”。


みんなで大笑いでした♪


福が来ますように!!

2006年02月05日

Chateau L'Hospitalet Grand Vin Hospitalet シャトー・ロスピタレ・グラン・ヴァン・オスピタレット

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ラングドックのワイナリー、シャトー・ロスピタレのグラン・ヴァンです♪


世界一採用基準が厳しいとされるエールフランスのファーストクラスワインの中でも異例の4年契約を結んだという実力派のワインです。ベリー香がきれいに立ち上がり、香りの主体となります。味わいも豊かな果実にわずかなスパイスのニュアンスが飽きることのない複雑さを醸し出しています。(ワイン王国より)


とてもコストパフォーマンスのあるワインです。これはヴィノスやまざきで買っています。ヴィノスやまざきでも大人気のワインだそうです。さすがエールフランスのファーストクラスに搭載されるだけのことはある、味わい深くおもしろい飽きないワインだと思います!!

2006年02月06日

ギャラリートネリコ~小黒三郎 組み木のお雛さま♪

toneriko金沢のギャラリートネリコさんから、最新の催し物の案内が届きました。


封筒を開けてまず、「キャー!かわいい!素敵!」と声をあげてしまいました。このお雛様、全部組み木でできているんです。


小黒三郎さんという作家です。


目の不自由な子供たちのためのトレーニングおもちゃが出発点だそうです。多摩美術大学で油絵を学び中学校の美術教師をしていた小黒さんがその後盲学校に転任されました。子供達と向き合って気づいたことが「手は目である」ということだったそうです。手で触りながら勉強し、形を知る・・・触察力を伸ばすために組み木製作の道へ35年だそうです。


この写真のお雛様は秋田の曲げわっぱのお重に一段一段収まるように工夫されていて、飾って、収めて、そのすべてが楽しい遊びになるという、小黒さんならではの自信作だそうです!!


ギャラリートネリコの予定→  http://tonellico.hp.infoseek.co.jp/coming/coming.html

2006年02月08日

日本文化を外国人の方に・・・・

盆略点前今日はある企業のご接待で、外国人の方がうおとめに来店されました。


以前より担当者の方から、「外国人の方が来られるのだから何かここでしか出来ないことをしてほしい」というご要望がありました。


それで、主人が三味線を弾きますので、その三味線の音を聴いていただきましょう、とご提案しておりました。


『日本文化を』ということで、せっかくですので、今日はその三味線の音を聴きながら、簡単な”盆略点前”にて抹茶を飲んでいただこうと考えました。


京都で、都おどりや鴨川おどりがありますが、おどりを見る前には舞妓さんがお点前(立礼)をされたりしているんですよ。


お客様は、珍しそうに見ていらっしゃいましたが、喜んでいただけたかどうかはわかりませんが、日本文化に少しでも触れていただけたのではないかと思います。

2006年02月12日

社中旅行~長浜盆梅展~

長浜


2月11日、数ヶ月前から楽しみにしていた社中旅行でした。日帰りで長浜と京都へ行ってまいりました。


武生からJRでまず降りたった駅は長浜駅。長浜は歴史と文化の町で、秀吉公が居城として初めて築いた長浜城などもあり、有名です。


 


長浜2


こちらは駅前にある「秀吉と三成出逢いの像」。


ちなみに長浜の次の駅、JR坂田駅には今大河ドラマでおなじみの、山内一豊と千代の夫婦愛を表現したなでしこの像があります。山内一豊は、戦国時代に豊臣秀吉の家臣として北近江の地で数々の功名をあげ、土佐の高知城主にまで出世した武将で、その出世物語は夫を支え続けた妻・千代との美しい夫婦物語とともに語り継がれています。


盆梅展


長浜駅から徒歩にて「盆梅展」へと向かいました。


道中の看板に俳句が。「あれ?」と目をとめると、武生の「石本志明」さんの句でした。


 


 


 


 


盆梅展2盆梅展3


 


 


 


 


盆梅展は毎年この梅の季節に開催されています。今年は1月10日から3月12日。昭和27年より55年続いています。高山七蔵翁から丹精込めて育てた盆梅を「多くの人に見ていただき、喜んでもらえれば」と長浜市へ寄贈されたのが始まりで、新春の風物詩として親しまれ、歴史・規模ともに日本一の盆梅展となっているそうです。盆梅展は「慶雲館」という明治天皇の長浜行幸に際し、当時の富豪・浅見又蔵氏が行在所として建設したそうです。館の名は伊藤博文公の命名と伝わっているそうです。庭園は近代日本庭園の先覚者と呼ばれ、平安神宮の神苑などを手がけた京都の庭匠七代目小川治兵衛の作です。


 


 



盆梅展9


とても素晴らしい盆梅の数々。


 


盆梅展8


 


 


 


 


 


 


 


盆梅展7天井につくかつかないかの見事な盆梅。


 


 


 


盆梅展4


盆梅展6


 


 


 


 


 


 


田辺聖子さんの歌もありました。その横には、紅白の梅が。


盆梅展5


よかろう


 


 


 


 


 


 

社中旅行~翼果楼よかろう(長浜市内)~

よかろう5


ちょっとお腹がすいてきたので軽い昼食をと、北国街道と呼ばれる通りにある「翼果楼(よかろう)」へ。


昔の商家を思わせるただずまいで、インポートガラスなどの照明で落ち着いた雰囲気です。


 


 


 


そこの名物を堪能しました。”にゅうめん”です。私はきつねにゅうめんを注文しました。


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おあげさんが焼いてあって、香ばしかったです。


 


 


 


よかろう3五穀米おにぎりのセットもあります。


 


 


 


 


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こちらは珍しいなんと、「焼鯖そうめん」


焼鯖を甘辛く煮込んで、そうめんもその甘辛い味がからんでいて、とてもおもしろいそうめんです。


焼鯖とそうめん・・・意外な組み合わせですが、美味しかったです。

社中旅行~祇園なか原~

一力


長浜をあとにし、一路京都へ。


京都駅からタクシーで祇園へ移動。


祇園といえば四条花見小路にある”一力”が有名です。


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この万亭(一力)は、歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」七段目にも登場する、老舗のお茶屋さんです。


大石内蔵之助が吉良上野介の目をくらますために、ここで遊びほうけるシーンは「祇園一力の場」としてあまりにも有名です。


祇園界隈を少し散策して、「なか原」さんへ。


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「なか原」の暖簾をくぐるとあのご主人と奥様の笑顔が待っていました♪


 


 


 


なか原


 


まず出てきたのは胡麻風味の酢味噌。


今回は”ふぐ会席”でお願いしました。


 


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前菜の湯葉うに、白魚、蛸、菜の花。


 


 


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これはおどろきました。


フグの白子を焼き始めたので焼物でいただけるのかなと思っていたら、なんと、海老芋のから揚げと白子の焼いたものをお椀に・・・・そして蕪のあんかけに。とてもやさしいお味で幸せいっぱいでした。


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ふぐにはやっぱり冷酒♪


 


 


 


 


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てっさ。右上にあるのは薬味で、葱と黒七味。


この黒七味が美味♪


ぽん酢との相性ぴったりでした。


淡路産の天然フグをコースで、そして目の前で調理していただけて、ほんとに至福の極みです。


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これはもちろん、白子焼。


あつあつで口の中でとろけます~。


 


 


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こちらは、右側が遠江。左側が三河。


実はフグには皮が3枚あります。その皮の名前なんです。一番外側は「鮫皮」、そして内側が身のそばなので「三河(身皮)」、真ん中の皮は「遠江」といいますが、その名の由来は、昔、三河の隣の国が遠江だったからということらしいです。


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フグのアラの焼き物。絶品です。


 


 


 


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フグのから揚げです。


本当に揚げたては美味しい!!!


 


 


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こちらはなか原さんだからできるお椀。


焼葱、しいたけ、青菜、そして豆腐の上にはフグの南蛮揚げ。お出汁もやさしいお味で言葉も出ません。


 


 


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これはてっぴサラダ。白菜の芯の千切りや水菜、めねぎがしゃきしゃきして、さっぱりとしていいです。


 


 


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締めはもちろんフグの雑炊です。


 


 


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水菓子。


 


 


今回も本当に美味しい心のこもったお料理をありがとうございました!!

2006年02月16日

水ようかん~手づくり菓子工房~豊栄堂(大野市)

豊栄堂


知人より、美味しい水ようかんをいただきました。


水ようかんと言えば「でっち羊かん」や「とらやの羊かん」など、いろいろとイメージがあると思いますが、福井の常識では、水羊かんというと”冬に食べるもの”です。


正月、”コタツに入ってみかんを食べる”というのが、福井では、”コタツに入って水ようかんを食べる”というのが常識なのです。私もこちらに来て数年たちますが、来た当初は甘いものをひとつも食べれませんでした。しかし、慣れてくるうちにこの水ようかんが美味♪に思えてきました。これぞ、住めば都なのでしょうか!?


そして、このいただき物の水ようかんですが、絶品でした!!


私のこれまで食べた水ようかんは「うすくてみずみずしく、黒砂糖の風味がいい」のが美味しいと思っていましたが、これは「分厚くてみずみずしく、黒砂糖の味わい深い」羊かんでした。


豊栄堂さんのHP http://www.hoeido.com/top.html


 


 


 

2006年02月17日

ラブレター from Hawaii !

loveletter 今日、子供を幼稚園へ迎えに行くと、うちの二女が真っ先に門から出てきました。しかもニタニタして。


うしろにおられた園長先生が、「あ、今日ね、ラブレターが届いたんだよ♪」と教えてくださいました。


なんと、ホノルルに住む男の子からです。彼は夏の間、日本に来ていて、幼稚園にも遊びに来てくれていて、うちの二女のことをとても可愛がってくれていました。その男の子がハワイから、バレンタインデーのカードを写真入りで送ってきてくれたのです。日本ではバレンタインは”女の子から男の子に”チョコをあげるのですが、アメリカではその逆なんですよね。ちなみにホワイトデーの習慣もありません。


うちの二女は園から帰ってからも、とてもハイテンションで、そのカードを「ほら、見て!!」とみんなに見せびらかしていました。「パパには見せないの?」と聞くと、「パパ泣くから・・・」と言っていました(笑)。

2006年02月21日

和菓子のウェディングケーキ?!

和菓子2


日曜日に結婚式がありました。


そのときに、新郎新婦から、「招待者が親戚ばかりなので、年配の方が多いので、ケーキよりも和菓子にしたい」というご要望があり、ウェディングケーキの代わりに、和菓子を飾ることになりました。


そして、”ケーキカット”の代わりに”箸初め”の儀式を行いました。”箸初め”は2人で初めてお箸を使い、これから食にも恵まれるように・・という願いもこめられていると思います。


この和菓子の製作はいつもお世話になっている『御菓子司野木(のぎ)』さんにお願いしました。とても春らしい色合いです。中央にあるのはドーム型に若草色のきんとんが植えつけられたもので、若草山をイメージされたそうです。その若草山の麓には、紅白の梅をイメージしたきんとんが華やかに咲いています。若草山の頂上にはおめでたい松の枝が。


結婚のお祝いにふさわしいおめでたい和菓子だと思います。


そして、御披露宴の最後にケーキの代わりにお一人ずつこのきんとんを召し上がっていただきました。


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御菓子司 野木 http://www.takefu-akinai.com/shophp/hourai/nogi.html


           http://www.e-za.net/portal/contents/list.php?dsp=view&no=55

2006年02月23日

若女将のプチミュージアム~2006~

いつもお料理(前菜)の上に掛けさせていただく”掛け紙”を集めたネット上のミュージアムを「若女将のプチミュージアム」と題して、順に載せさせていただいています。


2006年度がやっとアップできました!!


皆様、ぜひご覧くださいませm(._.)m


http://www.uotome.com/info/2006.html


まだ5つしかありませんが、今後ともがんばります!

2006年02月24日

黒龍酒造~火いら寿・吟十八号生酒~

黒龍酒造~火いら寿・吟十八号生酒~昨日、酒屋さんより届いた新酒です♪


黒龍酒造の「火いら寿」と「吟十八号生酒」です。


これは季節限定酒で、厳寒のころから搾られた鮮やかな風味を伝えたいという蔵の心意気が十分にこめられたお酒です。はつらつとしたさわやかな風味。今の季節にぴったりの春風のような新酒です。


火いら寿という名前は、蔵の古い資料から明治初期に使用した版木が見付かり「火いら寿」と名づけられたということです。


両酒とも「加熱殺菌」を行なわない生酒ですので、できるだけ早く賞味してくださいということです。


今日、外国人のお客様がいらっしゃって、早速、十八号を飲んでいただきました。大好評で、「ワインのようにフルーティーだ!」と感想をいただきました。

2006年02月25日

友人の記事

ブログの機能でアクセス解析というもの(livedoorでは有料)があり、それを何気なく見ていましたら、なんと新聞社で記者をしている友人の記事にたどり着きました(笑)。文に出てくる「料亭の若女将になった友人」というのは、私です。2006年1月14日(土)の産経新聞夕刊の記事でした。

 

産経web 2006/1/14 http://www.sankei.co.jp/news/060114/evening/15iti003.htm

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【食ものがたり】本日のおすすめ セイコガニ

「それはさながら海の宝石箱である」 開高健「越前ガニ」より

 いまだにカニがうまく食べられない。初めて夫の実家を訪れた正月、よりによって食卓には大量の越前ガニ。まごまごしていると、義父が身をほぐしてどんどん皿に載せてくれた。食べろ食べろと義父の手はせっせとカニをほぐしてゆく。緊張で味もわからず、このままカニもむけない嫁でいいのか…などと悩みつつ、食べるだけ食べて、終わってしまったっけ。

 そんなカニに不器用な女だから、料亭の若女将になった友人を福井に訪ねたとき、「自慢のカニなのよ」と体長二〇センチほどの小さなカニが出てきたときには、思わずため息がでた。これをむけとおっしゃるの? せめてもう少し大きくなりませんか。でも友人は「こっちのほうがおいしいから、食べてみて」。それは言葉どおり、驚くほど美味だった。越前ガニのメス、セイコガニというものだと聞かされた。

 旺盛な食の探求家として知られる作家、開高健が愛したのもこのセイコガニだ。取り上げている作品は多いが、中でもずばり『越前ガニ』と題した作品では、次のように書いている。

 ≪雄のカニは足を食べるが、雌のほうは甲羅の中身を食べる。それはさながら海の宝石箱である。丹念にほぐしていくと、赤くてモチモチしたのや、白くてベロベロしたのや、暗赤色の卵や、緑いろの“味噌(みそ)”や、なおあれがあり、なおこれがある。これをどんぶり鉢でやってごらんなさい≫

 そのどんぶり料理を開高に出したのが、福井県越前町の老舗旅館「こばせ」だ。ベトナム戦争従軍取材から帰国した直後に訪れた開高はここに六年間毎年通った。その後も亡くなる直前まで、旅の合間に「ただいま」とやってきた。主人の長谷政志さん(73)はこう振り返る。

 初日は「カニだけでいいから」と念押しされ、大皿に山盛りのカニを出したところ「おいしい」と褒められ、翌日は「おまかせ」になった。あらいのあと、二十一杯ものセイコガニをほぐし、炊き立てのごはんの上に乗せて「先生、今日は手元が狂って、『海の宝石箱』をひっくり返してしまったんです」と出したという。

 「熱々の大きな丼を片手にぽんと持つと、『アア』とか『ウン』とかうなりながら、文字通りがむしゃらに、むさぼるように一気に平らげられたんです。そしてぽん、とおなかをたたかれてね。『満足!』というようなそのしぐさがなんともうれしそうでかわいらしくって、今でもよく覚えています」

 後日、開高から大きな箱が送られてきた。開けてみると、自ら作った宿のパンフレット。長谷さんと交わした宿についての話が、温かみあふれる言葉でつづられていた。今も宿ではそのパンフレットを使っている。

 「オスに比べて姿かたちの劣るメスを『海の宝石箱』なんて表現されたのは、先生ならでは。冬に咲く水仙の束を風呂に浮かべていることも『優しい知恵である』と書いてくださった。豪放磊落(らいらく)といわれますが、とても繊細でお優しい、言葉の魔術師のような方でした」

 開高がいつも泊まったという部屋の入り口には、「この家ではいい雲古の出るものを食べさせてくれます。保証します。開高健」と書かれた色紙が飾られている。それではさっそく食べさせてもらいます。

 大きな丼鉢にセイコガニ七杯分が山盛りにされた「開高丼」を、開高のように「ガブッ」とやってみた。

 卵のプチプチした食感、「味噌」のコク、弾力のある内子。いつも四苦八苦しながらちびちびと食べる、あのすべてを一気にかきこむ快感。口いっぱいにほおばると、確かに「ああ」「うん」と、うなり声のようなため息のような声しか出ない。

 名前は丼だが、ご飯よりカニの方が多い気がする。辛口の日本酒なんかがぴったりあいそうだ。記者が訪ねた日は、大雪の合間の快晴で、窓の外に広がる日本海は、まぶしいほどきらきらと光っている。思わず仕事を忘れそう。

 水仙が浮かべられた温泉や雪見酒の風情、そして丼の忘れがたいおいしさ。「この冬をそうしてすごせたら」。たまった仕事が待ち受ける大阪へ帰る電車の中、『越前ガニ』の最後の一行が思わず口をついた。

≪おしながき≫

 ■セイコガニ ズワイガニは水揚げされる場所によって「越前ガニ」「松葉ガニ」など呼称が違うが、いずれもオスのカニ。セイコガニはメスのカニで、地域により「セコガニ」「コウバガニ」などとも呼ばれる。産卵保護のためオスよりも漁期は短く、1月10日まで。体長は約20センチ前後と小さいが、卵(外子)や卵巣(内子)、カニみその味は格別で、最近はインターネットの通信販売でも扱われるようになっている。

 木村さやか・文

2006年02月26日

印象バトン

おるがさんという方より、バトンが回ってきました。主人の尊敬する大先生ですので、ほっとくわけには行きません。結構難しかったです、印象バトン。 
 
◆周りから見た自分はどんな子だと思われてますか? 
5つ述べてください。 

・飲んだらとっても陽気(友人)
・切り返しのくみこ(元勤務先)
・おっちょこちょい(実家の親から)
・変なもの好き(主人から)
・グルメ(職業上)



▼自分が好きな人間性について5つ述べてください。


・プラス思考
・良い方向に合理主義
・自分が出来ないことは人に言わない
・自分に厳しく他人に優しい
・気配り目配り心配りができる


▼では反対に嫌いなタイプは?


・人の悪口を言う人
・やる気のない人
・うわさに振り回される人
・親しき仲にも礼儀のない人
・時間にルーズな人


▼自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?(聞き上手とか)


・いつでも冷静で、スマートな判断ができるようになりたい。必要とされる人間
でいたい。


▼自分の事を慕ってくれる人に叫んでください。


・いつまでも、宜しくお願いしまーす!!


▼バトンタッチ(印象付)


たからっちさん(外見は真面目そうですが実はすごい人)
marimariさん(とてもマメにいろいろと企画する世話上手さん)
たぁ坊さん(とても律儀で、ごもっとも!と思う方、弟にしたいタイプ♪)
さいぱんさん(頼もしい真面目な青年)
奈良おやじさん(とても話しやすい中性なおやじ)


 


なかなかお忙しいみなさんですが、宜しくお願いいたしますm(._.)m

2006年02月27日

京風庵「芳家」(鯖江市)

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福井県鯖江市松成町にある京風庵「芳家」さんへ、行ってまいりました。


鯖江ICから約5分。周りを田んぼで囲まれた、とても静かな場所にあります。


 


 


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案内されたのは、足が伸ばせる掘りごたつ式のお部屋。


 


 


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まずは、食前酒で乾杯。


 


 


 


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聖護院かぶらと伊勢海老のからし和え。


 


 


 


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うすい豆のすり流しと鮑。グラスの周りについているのは、アンデスの岩塩だそうです。薄めの味になっているので、お好みで岩塩をつけながら食べるという趣向です。


 


 


 


 


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大きな楕円形の木製のわっぱに氷を敷き詰め、その上に、ズボ蟹とお造りが盛られていました。


豪華な水引と、茶花がよりいっそう華やかに見せていました。


お造りは、赤貝・オコゼ・烏賊・車海老。かわいいおしどりの器には、オコゼの肝があり、口に入れると、とろけていきました。


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小鍋は、白魚の豆乳鍋。


 


 


 


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綺麗に盛り付けられた旬の肴。またお酒がすすみそうです♪


 


 


 


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そして、煮物椀。


板場さんの腕の見せ所です。


 


 


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行者大蒜と河豚の唐揚げ。


 


 


 


和牛の石焼。この籠の下に熱した石がおいてあり、上から水をかけて蒸し焼きにします。


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最後の締めのご飯は、雲丹ご飯。釜飯のおこげがたまりません。


お造りで出たオコゼのお味噌汁と一緒にいただきました。


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デザート。


 


 


板前さんの心遣いがお料理にとてもよくうつしだされ、味も美味しく、お酒もすすみ、至福のひとときを過ごさせていただきました。五感でお料理を楽しませていただき、ありがとうございました。


京風庵「芳家」 11:30~14:30 17:30~22:30
福井県鯖江市松成町3-73 0778-65-1881
定休はなく、完全予約制

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