
今回の最後の訪問先のワイナリー、モントレーにあるパライソヴィンヤードに着きました。

これはテイスティングルームの入り口です。






ティスティングルームと畑の見学は明日に、ということで、パライソヴィンヤード、リチャードさんのおうちへ。
犬もお迎えしてくれました。



とても広いお宅でした。友人や知り合いをいつもおもてなししているんだなーと思わせる作りで、とても清潔でアットホームでくつろげる感じがしました。





バーベキューが出来るまでチーズなどでワインをいただきました。
とても美味しかったです♪



このシャルドネにはびっくりしました。
まるでブルゴーニュの高級白ワインを飲んでいるかと思いました。パライソの「シャルドネ」の中でも、「イーグルスパーチ」といって、そのイーグルスパーチという場所でできたシャルドネを使って造られています。年間250ケースしか造っていないそうです。


庭の演出も素晴らしいです。この石、なんだと思いますか?実はスピーカーなんです。そこからJAZZが流れていて、とてもいい雰囲気です。












リチャードさん自ら、グリルで焼いていただいています。
外は冷えてきたので、家の中で食事をしました。
リチャードさんの奥様がクラウディアさんです。このクラウディアさんのお料理は本当に最高でした。アメリカに来て、こんなに美味しいものがいただけると思っていませんでした。お肉も漬け込んであるものをロール状にして串をさして焼いていただいたものでした。パンもガーリックのディップのようなものも添えてあり、ピラフも普通のご飯ではなく、ちょっとさらっとしている細かめのライスを使って造ってらっしゃいました。


「お肉はこの部分よ!」と絵を描いて説明していただきました。





このコーヒーカップは、クラウディアさんのお母様の手づくり。陶芸が趣味だそうです。ランチョンマットはクラウディアさんの手づくり。本当に隅々まで心の暖まるおうちです。


デザートにアップルパイとアイスクリームをいただきました。

クラウディアさんのキッチンです。家族の写真がぎっしりと冷蔵庫に飾ってあり、本当に家族や、人と人の繋がりを大切にしていらっしゃるのがうかがえます。
リチャードさんとクラウディアさんにも、日本から持ってきたお抹茶をさしあげました。飲んでいただいたところ、とても興味を持たれて、クラウディアさんが「お抹茶をガールスカウトで教えたい!」とおっしゃったので、そんなに興味を持っていただいたのなら・・・と思い、茶杓と茶筅とお茶碗とお抹茶をプレゼントしました。日本茶は”葉”しか知らなかったようで、粉状のものを泡立てて飲むのは初めて、とおっしゃっていました。

最後にみんなで写真を撮りました。
ちなみに、料理評論家の山本益博さんもここのリチャードさんのお宅でクラウディアさんの手料理を召し上がったそうです。山本さんは今までブルゴーニュのピノノワールしか飲まなかったそうです。ヴィノスやまざきの種本さんにすすめられて、パライソの「ピノ・ノワール」を飲んで大絶賛され、このリチャードさんのおうちまで訪ねてきたというそうです。そのくらい、素晴らしいワインを生み出される生産者さんなのです。