今日最後に訪問するシャトーは、ナルボンヌという町にある、シャトーロスピタレです。地中海がすぐそばに見えるところです。
お医者様なら、「え?!それがシャトーの名前なの??」と驚かれる名前だと思います。なぜなら、「Hospitalet」はフランス語で「病院」ということなんです。
どうしてそんな名前になったんだろうと不思議に思っていて、ここに来たらぜひその名前の由来を聞きたいと思っていました。
シャトーロスピタレのオーナーは、元プロラグビー選手のジェラール・ベルトランさんです。22歳の時に父親を亡くし、このシャトーを継ぐことを決めたそうです。
このシャトーは、ラングドック地方では初めてのテラヴィテス(環境保全型栽培)の認定を受けたシャトーです。ラングドックの特徴的な地形”クラップ”に囲まれた畑です。ガリア時代には島だったそうです。
ここは、観光名所にもなっていて、1年間に20万~25万人が訪れるそうです。この地域では、世界遺産のカルカッソンヌに続いて2番目に観光客が訪れるところになっているそうです。
お店やホテル、レストラン、ミュージアムなども併設されています。
日が暮れないうちに畑に行くことになりました。
丘の上の風のきついところで、お話を聞きました。
上の写真の畑の横にある小高い丘は、この辺りを海をレーダーで管理している軍事施設だそうです。
畑の微妙に色が違うのは、同じ土地でも地質が違うせいだそうです。この畑で17種類のぶどう品種が作られています。
そして、なぜ「シャトー・ロスピタレという名前になったのか?」ですが、実はもともとここは病院だったそうです。
ちょうど左の写真のあたりのところに昔、病院があったそうです。
偶然、その畑から採れるぶどうがとてもいい品質のものができたそうで、不思議だと思います。
やっぱりここでも、「着物でここに来たのは、あなたが初めて!」と言われました;
ここはステンレスタンクがおかれている醸造所。
ここにはこの地域で見ることのできる草花や木や虫、動物などを展示しているそうで、学校の遠足で、地域の学習にとてもいいと、子供達がたくさん来るそうです。
そして地下の貯蔵庫も見せていただきました。こちらは白のタル。
壁をご覧ください。自然の岩盤を利用しています。
そして、赤のタル貯蔵庫。
そして、こちらはワインのショップ。閉店後に行ったので暗かったのですが、ロスピタレのすべてのキュベが並んでいます。ロスピタレオリジナルのオリーブオイルやオリーブも販売されていました。

