福井市文京にある「リストランテ カシーナ」さんにて開催された、ラ・スピネッタ(La Spinetta)社のワイン会に行ってきました。私のワインの先生、Y先生にお誘いいただきました。
リストランテ カシーナさんには初めておじゃましました。イタリアには行ったことがありませんが、まるでイタリアに来たような佇まいです。2階建ての石造りの建物、素敵なお庭、本当にゆったりとできるスペースで、チャペルやパイプオルガンもあります。イタリアのトスカーナの美しい丘の上に建つ素朴な石造りの馬小屋”カシーナ”をイメージされたそうです。
リストランテ カシーナ
http://www.cascina.org/
ラ・スピネッタ社は、イタリアのピエモンテ州にあるワイナリーで、バルバレスコ、バローロのサイやライオンのラベルで有名です。
ラ・スピネッタ社のワイン造りは、リヴェッティ3兄弟が、父(愛称ピン)から譲り受けたぶどう畑で、イタリアで初めて単一畑のモスカートダスティをリリースしたことが始まりです。その後、バルベーラ種やネッビオーロ種の畑を次々に購入し、ワイン造りを始めました。醸造所は、創業の地、モスカート種のぶどう畑があるカスタニョーレ・ランツェ以外に、バローロ地区グリンザーネ・カヴール、トスカーナ州ピサ近郊の3箇所に所有しています。ヴィニディアリア(ガンベロ・ロッソ誌)2007年度から3スターワイナリーへ昇格し、名実共にイタリア屈指のワイナリーへと成長を遂げました。
ちなみに、3スターワイナリーは、数あるイタリアのワイナリーの中でも3つだけです。一つはGaja、一つはCA'DEL BOSCO、そしてもう一つがLa Spinettaなのです。
ラ・スピネッタ La Spinetta
http://www.la-spinetta.com/Home/
そのスピネッタの3兄弟の一人、ジョルジョ・リヴェッティさんが来日され、このカシーナさんでワイン会だというのです。なかなかそんな機会はありません。そのようなワイン会に私なんかが参加させていただけて、本当に嬉しいです。
初めておじゃまするレストランで、初めてお会いする方ばかりで、めちゃくちゃ緊張していました。
輸入業者の方の説明が始まります。
今日のお料理のメニューとワインリスト。楽しみ・楽しみ。
まずは、食前酒アペリティフとしてモスカートダスティが。甘くてシャワシャワ!すっきりです。
Bricco Quaglia Moscato d'Asti 2006
”食前のお楽しみ”と書いてあったのは、鮎でした。トレビスと。
”季節の前菜盛合わせ”が運ばれ、続いて白ワインが2種類。
ランゲ ソーヴィニヨン
Lange Sauvignon 2005
ランゲ シャルドネ リディア
Lange Chardonnay Lidia 2006
「リディア」というのは、お母さんの名前だそうです。
”空豆とアスパラガスのクリームスープ”
自家製パン、そしてオリーブオイルが美味しかったです。サルバーニョというオリーブオイル。カシーナのご主人のFさんが、イタリアで見つけてこられたそうです。
これが、スピネッタ社のワイン達。
写真はありませんが、この後、
Ca'Dipian Barbera d'Asti 2005
Lange Nebbiolo 2005
Pin Monferato Rosso 2005
をいただきました。
”真蛸とポルチーニのペンネッティー ルッコラ添え”
ルッコラをソースに浸して食べるととてもワインと合いました。
”若狭グジのウロコ焼き レモン風味ソース”
”和牛ロースのグリル 鴨と豚肉の自家製サルシッチャ添え”
このお肉と筍をいっしょにいただくと、春の味に♪
Barbaresco 2002
Vigneto Starderi Barbaresco 2003
バルバレスコはイタリアのワインの女王と言われています。
2002年は3つの単一畑のぶどうを全ていっしょにしてワインを造られたそうで、単一畑名は付きません。
2003年は、3種の単一畑のバルバレスコができました。
【ガッリーナGallina】 【スタルデリStarderi】 【ヴァレイラーノValeirano】の3つの畑名です。
そのうちの、スタルデリをいただきました。エチケットは色違いになっていて、ガッリーナは深い緑、スタルデリが赤、ヴァレイラーノが青です。バルバレスコのエチケットにはサイが描かれています。ドイツの画家、アルブレヒト・デューラー氏(1471-1528)の作品から生まれたそうです。
Campe Barolo 2003
バローロもいただきました。バローロのエチケットは、百獣の王ライオンです。バローロはワインの王です。掛けてあるんですね。
バローロもバルバレスコも、ネッビオーロ種というぶどう100%で造られています。Y先生が、「ネッビオーロの簡単な見分け方」というのを教えてくださいました。「色が薄くてタンニンが強い」ということだそうです。そして、その色の濃さは、ネッビオーロの樹齢が古いほど色は薄くなるとおっしゃっていました。
なるほど~。ワインの色が薄いから、軽めのワインかと思って飲むと渋味がすごくてびっくりするのがネッビオーロなんですね。
ぶどうによって全然特徴が違って、やっぱりワインって興味深い飲物です。
”本日の農家自家製のチーズ”
カシーナさんには凄い種類の日本酒があるということですが、ワインの合間に出てきたのが「早瀬浦 浦底」。リヴェッティさん、「美味しい!」と大絶賛されていました。
リヴェッティさんは、「イタリア料理と日本料理はとても似ている。ですので、イタリアワインは日本料理と合いやすい。」とおっしゃていました。
カシーナさんのお庭の木々です。
ライトアップされています。
ソメイヨシノの桜が咲いて、池の水面に映り、とってもいい雰囲気です。
ソメイヨシノの反対側には山桜。樹齢100年だそうです。
”ドルチェの盛合わせ”
ティラミスが美味しかったです。
デザートワインのパッシート オーロ。パッシートとは陰干しぶどうで造るワインのことです。このオーロは、モスカート種を通常より1ヶ月遅く収穫し、その後セラーの中で陰干しして造られます。
Passito Oro 2003
イタリアのビールも出てきました。何でもあるんですね。凄いです。
最初の食前酒から最後のデザートワインまで、全てスピネッタ社のワインをいただき、大満足です。
体の中がスピネッタになりました(笑)
Giorgio Rivetti(ジョルジュ・リヴェッティ)さんといっしょに!
楽しいひとときを、ありがとうございました!
