今年2008年(平成20年)は、源氏物語が記録のうえで確認されるときからちょうど一千年を迎えます。(紫式部日記の寛弘5年(1008年)11月1日の条には、「若紫」や「源氏」などの記述があり、この時点で源氏物語が読まれていたことが確認できます。)
そしてその千年を記念して、京都を中心に様々なイベントが行なわれています。
京都では、
連続講座「平安時代と源氏物語を味わう」
というものが定期的な講座が9回開講され、その中の第5回の講座として、日帰り特別バスツアーが企画されていました。そのツアーが今日6月26日でした。
↓連続講座「平安時代と源氏物語を味わう」
http://www.keifuku.co.jp/event/heian-genji.html
京都を出発、園田学園女子大学教授の福嶋昭治先生の楽しいお話と共にツアーは始まります。
そのバスツアーの昼食を、当店「料亭うおとめ」で召し上がっていただきました。
さすが人気のツアーで、定員41名満席です。キャンセル待ちの方も何人もいらっしゃったそうです。さすが福嶋教授のお力でしょうか。
受講者、先生、添乗員の43名の方がお食事をされました。
こちらの大広間にお席を設けさせていただきました。
「源氏物語千年紀」にちなみ、紫式部の第二の故郷である武生ということで、
『式部ふるさと御膳』
として、コース料理にしました。
真ん中が福嶋昭治教授、右は旅行主催の「ツアーランド」の岡田栄さんです。
「式部ふるさと御膳」のお料理です。
食前酒 「甘酸っぱい純米酒」(関西:片山酒造)
口 代 水無月の八寸
造 めじ鮪 平目 甘海老
椀 物 焼鯖 船場仕立て
焼 物 あわび焼
強 肴 越前おろし蕎麦
酢 物 帆立焼き霜 梅肉
飯 物 古代米 とろろ御飯
水菓子 椿餅 (御菓子司「野木」製)
こちらは「椿餅(つばきもち)」。
若菜上の巻で、蹴鞠を楽しんだあとに梨や柑橘といっしょに食べたという記述があるそうです。
そして、宴会場の真ん中を陣取っているのは、15mくらいある「書」です。
垣内楊石先生という書道の先生が、40日間くらいかかって書かれたものです。
先生に「京都から源氏物語をテーマに武生に来られる」ということをお話しましたら、「せっかくだから見ていただいたら?」ということで、展示していただきました。
源氏物語は54帖から成り立っていますが、その最初の「桐壺」の帖の前文をかなで書かれたものです。
今回のツアーのコンセプトは「源氏物語」ですので、お料理は舌で感じていただきましたが、この書があることによって、目でもお楽しみいただけたのでは?と思っています。
ツアーランドを通じてうおとめにご来店いただきました皆様、ありがとうございました!
