今年の社中の初釜は、『お茶事』に挑戦しましょうということで、お茶事を勉強させていただきました。
社中の大先輩方が亭主をされ、私たちは客でした。客もお茶事となると心得ていないといけませんので、緊張しました。
場所は、越前市広瀬町にある『茶懐石 佳秀(かしゅう)』さんです。越前市天王町にある「鎌仁別荘」さんの別邸で、茶懐石を主にやっておられます。
茶懐石 佳秀http://www.kamanibesso.jp/news/index.html
静かな住宅地の中に佇む建物です。
天気予報がずっと雪マークでしたが、今日は青空が見える冬晴れに恵まれました。「晴れ女は誰かしら?」と言いながら、お店に入らせていただきました。
お庭です。雪吊りと雪が北陸の庭らしいです。
玄関の飾り。お正月らしいです。
待合です。
ご案内があり、席入り。
初炭点前。
懐石膳。お膳と飯碗、汁椀、煮物椀がすべて揃えで山中塗の前端雅峯(まえはたがほう)さんの物だそうで、素敵な絵柄です。
飯椀と汁椀の蓋を同時に取り、飯椀の蓋を仰向け、汁椀の蓋をうつむけたまま合わせて右横手に置きます。そのような所作も社中でやるのは初めてで、勉強になります。
向付(むこうづけ)は、鯛の昆布〆でした。美味しい♪
飯器を回して御飯をついでいるところ。
煮物椀は!
蟹と甘鯛のかぶら蒸しでした!とっても幸せになるやさしーいお味でした。
ユリネも入っていて、食感も楽しめます。まさに季節の一椀です。
焼物は、「真名鰹の柚庵焼き」。
向付のお皿にとっていただきます。
預鉢(あずけばち)は、「筍、海老芋、ひろうす、春菊」でした。これもとても美味しいです。
もう一品お鉢があり、「勝山水菜の辛子和え、たらの芽」でした。ピリッと刺激もあって、めりはりのあるお料理が嬉しいです。
すすぎ汁は、「金柑、蕗の薹」。
八寸。山海の珍味を盛り合わせる八寸角(約25cm)四方の杉の片木盆(へぎぼん)です。この盆の大きさから、これにのせて出す料理を八寸と呼ぶようになりました。
龍皮巻き、蚕豆。
亭主はここで客と酒を交わします。
亭主は八寸と燗鍋を持ち、正客の前に戻ると「お流れを」と正客に請います。「別盃お持ち出しを」とあいさつします。再度盃を請われ、懐紙で清めて盃台ごと、亭主の正面に向けます。次客が亭主に酌をして、正客は懐紙に、肴ニ種をとって亭主にすすめます。次客からの「お流れを」の所望で、亭主は正客に「盃をしばらく拝借を」とあいさつし、亭主は盃を清め、盃台ごと次客に出して酌をします。亭主は小吸い物の蓋を取り、蓋に八寸の山のものを取ります。亭主、客、亭主、客と、盃が主客の間を渡ることから、これを千鳥の盃といいます。こうして末客まで終わると、亭主は正客に「長々とありがとうございました」とあいさつして、盃を返し、酌をします。次に正客は亭主に酌をして、盃を飲み干すと「どうぞ納盃を」とあいさつします。亭主は「納盃させていただきます」と受けます。
千鳥の盃といいます。
千鳥の盃が終わると、湯斗(ゆとう)と香の物鉢がきて、湯漬けにして食べきります。そして器物も清めます。
箸は右縁にかけておき、連客がみなそろうのを待って、一斉に箸をお盆の上に落とします。それが合図で亭主が茶道口を開けて膳などを引きます。
その後、菓子をすすめてくださいました。
お菓子は、まことや製です。
この後、中立ちします。
※その2へ続きます。
