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日本のワイナリー アーカイブ

2005年08月25日

信濃ワイン(塩尻市)

信濃ワイン

友人からもらったワインを家族で飲みました♪


あまり今まで国産のワインを飲んでも「おいしいー!」と思ったことがなかったのですが、このワインはとても味わい深くて家族にも好評でした。


そしてこのワインの会社を調べてみると、会社のモットーに、『限られた地球資源を大切にするために、簡素な包装や繰り返し使うこと、リサイクルを心がけています。』ということが書かれていました。


 


信濃ワイン株式会社 http://www.sinanowine.co.jp/

2006年10月22日

白山ワイナリー~白山やまぶどうワイン(福井県大野市)

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久々の日曜日にお休みだったので、福井県大野市落合にある、「白山ワイナリー」へ行って来ました。


白山ワイナリーは、福井県で唯一の自家農園を持っているワイナリーなんです。


 


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この建物の2階がショップと試飲スペースになっています。


 


 


 


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山ぶどうのアイスもあり、ワインの飲めない子供も大喜び♪


 


 


 


建物の後ろにぶどう畑があります。


もう今年の収穫は8月ごろには終わっていたそうです。


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また、収穫の前に来てみたいと思います。


国産ワインコンクール2005にて、「白山ロゼ2004」が銅賞受賞、そして、国産ワインコンクール2006にて、「白山ルージュ2004」が銅賞受賞されたそうです。


 


 


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こじんまりとしたところですが、すべて手造りでされています。


山ぶどうは、小さな果実の大半が種であり、果皮も厚く、果肉の部分はとても少ないそうです。樹もオスとメスとがあり、結実する確率も少なく、当然収穫量も少なく、造れるワインも希少となってきます。


それでも、山ぶどうにはたくさんの鉄分やポリフェノールなどの成分が含まれ、天然の健康飲料といえるそうです。


インターネットでも購入できますので、ぜひ皆様お試しくださいね。


白山やまぶどうワイン http://www.yamabudou.co.jp/

2007年10月01日

丸藤葡萄酒工業 ルバイヤート

前々から日本のワイナリーを見学したいという思いがありました。


2日間のお休みをいただき、山梨県甲州市勝沼町へと行ってまいりました!


今回お伺いしたワイナリーは、全部で5つ。日本ワインも素晴らしいということがこのワイナリー訪問で初めてわかりました。


 


 


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勝沼で一番古いワイナリー、丸藤葡萄酒工業さんへ。


 


 


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明治23年に創業。家族的にワインに取り組んでおられるワイナリーです。


 


自社ぶどう畑を持っておられますが、その畑には色々な試行錯誤がなされているみたいです。


肥沃な土地なのでわざとライ麦や牧草を植え、痩せた土地に変えたり。


 


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こちらはテイスティングルーム。


 


 


ワインのコルクを使ったアイテムも素敵です♪


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子供達は試飲できませんので、ぶどうジュースをいただきました。


 


 


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白から試飲をさせていただきました。


 


 


 


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赤・白、合わせて10種類を試飲させていただきました。


 


 


 


 


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こちらのワイナリーの大村社長は、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなどのメジャー品種を自家農園で栽培し、勝沼の風土をどこまで表現できるか取り組むとともに、勝沼の伝統品種「甲州種」をシュール・リー製法、樽発酵、樽貯蔵などいろいろな手法で辛口ワインに造りあげ、勝沼におけるワインづくりの革新的役割をになってきた方です。


そのこだわりが国産ワインコンクールなどの賞に結びついているのだと思いました。


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丸藤葡萄酒工業 ルバイヤート http://www.rubaiyat.jp/index.html


山梨県甲州市勝沼町藤井780 TEL 0553-44-0043

2007年10月02日

イケダワイナリー

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こちらのイケダワイナリーさんは、勝沼町内のワイナリーで醸造責任者を勤めておられたオーナーが、独立して興した家族経営のワイナリーです。


海外で研修された息子さんと味わいにこだわり、高品質なワイン造りを目指しておられます。


 


 


 


 


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醸造所の中。


 


 


 


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息子さんの池田秀俊さんにお話をおうかがいしました。


池田さんはワイン造りはいたってシンプル・・・とおっしゃいます。


こちらの機械は葡萄を破砕する除梗する機械です。


 


 


 


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そして、こちらで圧搾します。


 


ぶどうからワインが出来るしくみをわかりやすくお話していただきました。


こちらのイケダワイナリーでは、年間2000ケースのワインを造っておられます。とても少量です。そのうち、半分が甲州種を使った白ワイン、そして3分の1がカベルネソーヴィニヨン・マスカットベリーA・メルローを使った赤ワインで、6分の1がロゼ。ロゼは巨峰を使ったものです。


 


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「では、試飲の方を・・・」ということで、案内されたのが、本当のご自宅。


靴を脱いで、ご自宅にあがらせていただきました。


 


 


 


 


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こちらの和室が試飲ルームです♪


素敵です。


 


 


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座布団に座っての試飲が始まりました。


 


 


 


池田秀俊さんは、アメリカ(カリフォルニア)とオーストラリアで何年もワインの醸造を勉強されてきたそうです。カリフォルニアではリッジヴィンヤーズにおられたそうです。「海外での経験がどういう風に日本のワイン造りに役に立ちましたか?」という質問をすると、要約するとやはり『テロワール』ということをおっしゃっていました。「アメリカでは、葡萄の糖度が上がりすぎて、それを抑制するためにどうするか?という問題があります。しかし日本は全く逆で、いかに糖度を上げるかということが問題です。」など。


 


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主人は「ワインのテイスティングで足がしびれたの、初めて(笑)」と言ってました。


 


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こちらの6種類がイケダワイナリーさんのワイン。


 


 


 


イケダワイナリーさんの理想は、「ワインをつうじて造り手と飲み手の心が通い合う」です。手抜きをしない丁寧なワイン造りを心がけておられます。本当にワインの味でそれがわかりました。


イケダワイナリー http://www.d2.dion.ne.jp/~ikeda_w/


山梨県甲州市勝沼町下岩崎957 TEL 0553-44-0020


家族経営なので、試飲・見学は必ず予約を。

2007年10月03日

フジッコワイナリー

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次にお伺いしたのは、フジッコワイナリーさん。


「♪フジッコのお豆さん♪」で有名なフジッコがワイン部門として、ワインを醸造されています。


設立当初からのコンセプトは、さすが食品会社さん、「和食にあうワイン」というものです。


 


 


 


 


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とても広い試飲スペース。


 


 


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常時見学ができます。醸造所内の見学は、記名して申し込みます。


 


 


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勝沼を一望できるテイスティングルーム。


 


 


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セラー。


 


 


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なんと、ここでは、「杏仁豆腐」や「葡萄ゼリー」などのデザートも製造されています。


ワインを試飲してから、デザートも試食できるのでとてもお得♪


 


フジッコワイナリー http://www.fujiclairwine.jp/


山梨県甲州市勝沼町下岩崎2770-1 TEL 0553-44-3181

山梨の郷土料理の定番!「ほうとう」

ワイナリーめぐりの合間に山梨名物の「ほうとう」を堪能しました。


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こちらの「かざま」さんへ。


 


 


 


 


 


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ぶどうジュースで乾杯♪


 


 


 


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せっかくなので、「馬刺し」も注文。


美味しかったです。


 


 


 


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そして、気になったので「だちょうのタタキ」も注文。


これもとても美味しかったです。


牛肉みたいでした。


 


 


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そして、お目当ての「ほうとう鍋」


平打ちの麺を、かぼちゃやゴボウ、里芋などの野菜とともに味噌仕立ての汁で煮込んだ素朴な料理です。


武田信玄が戦時食として作らせたという説がある栄養満点の郷土の味わい。確かに、いくさの前に気合が入るような感じの鍋でした。天かすも入っていて、力がでそうな具がたくさんです。


 


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そして、この「つけめんほうとう おざら風」というのも気になって、注文しました。ほうとうの麺は冷たく、あったかい汁に冷たい麺をつけ麺でいただくというものです。


 


 


 


 


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これが「つけめんほうとう」です!


これで麺を堪能した後、焼きおにぎりを入れます。


 


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これはかなり美味しかったです。


 


 


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「ネコまんま」のようで全然違います。


焼きおにぎりの香ばしさと味噌仕立ての汁が絶妙♪


ごちそうさまでした。


 

原茂ワイン

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古きよき時代にタイムスリップしたような心地いい空間の原茂ワインさんへ。


こちらのワイナリーは、築130年以上の母屋を改築して、1Fをワインショップ、2Fをカフェに甦らせた建物が素敵です。もともと養蚕室だったそうです。


 


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ここの原茂ワインさんのスタッフの杉山啓介さんにお話を聞くことができました。


杉山さんは、先にブログにも書いた「丸藤葡萄酒工業」に4年間、そしてイタリアのピエモンテ州とフリウリ州で3年働いた経験を持っておられます。


杉山さんは、イタリアのぶどう品種を自社畑の一角に15種類植えられたそうです。シチリア島の品種やバルベラ、そして知名度は低いですが、ラボーゾやレフォスコなども植え、それぞれ可能性を試みておられます。その品種の中でもラボーゾは熟期が遅いので、台風が来た後に収穫するので可能性があり房の付もいいそうで期待できるとおっしゃっていました。


杉山さんがおっしゃるには、ワイン造りはほんとにシンプルだ・・ということです。「ワインはぶどうに尽きる」とおっしゃいます。そのため、畑での仕事は非常に重要で難しいが、逆に醸造はシンプルにする」というのが基本の考え方だとおっしゃっていました。ぶどうにやさしいワインを造りたいという考え方が伝わってきました。


杉山さんは、「ボルドーなどのワイン造りは、より粒のそろった選りすぐられた葡萄だけを均等な粒を揃えて造っていくやり方。今イタリアの品種を15種類試験的に育てていますが、極端な話、15種類全てまぜてワインを造ったっていいんじゃないか。ぶどう15種類品種は違っても、同じこの勝沼で同じテロワールで育ったぶどう、このテロワールが同じぶどうを15種類混ぜたら、勝沼のテロワールが感じられるワインができるんじゃないか」ということもおっしゃっていました。


杉山さんの試みは今後大変期待できそうです。どんなワインができるか楽しみです。


 


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ちょうど仕込んだぶどうジュースを見せていただきました。


 


 


 


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これがワインになるんだよ。ぶどうジュースがワインになるんです。僕は子供にはやさしくない仕事をしているな。ぶどうジュースをアルコールに変えるんだから(笑)と忙しい仕事の合間に、私達のような見学者に親切にお話してくださいました。


本当にありがとうございました。


 


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試飲スペース。


 


 


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カジュアルラインの「ハラモ甲州」。


 


 


 


 


 


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こちらでは、12種類のワインが試飲できます。


 


 


 


 


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原茂ワイン http://www.haramo.com/


山梨県甲州市勝沼町勝沼3181 TEL 0553-44-2229

2007年10月04日

勝沼醸造

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最後に訪れたのは、「勝沼醸造株式会社」さんです。


駐車場に車を停めていると、「福井からですか?」とスタッフの方に声をかけられました。「福井ですと、販売店さんで『はやし』さんってご存知ですか?」と聞かれましたので、「はやしさんは、ご存知も何もすぐ近くですし、お酒をはやしさんから入れてもらってます。」と言うと、「そうですか!はやしさんはアルガブランカの最初からの特約店さんなんですよ。」ということで話が盛り上がりました。


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勝沼醸造さんは、1937年創業。


 


 


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これは古い看板。昭和飲料株式会社になっています。


今の勝沼醸造株式会社になったのは、1954年だそうです。


 


 


 


 


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こちらのワイナリーのオーナーの弟さんの有賀弘和さんにお話をうかがいました。


こちらは日本で最も多くの甲州種を仕込むワイナリーで、毎年約380トンです。こちらのオーナーが目指したのは、甲州種から世界に通じるワインをつくることだそうです。20年前から果汁を凝縮して補酸や補糖を行なわない製造方法に挑戦し、樽醗酵やシュールリー法をとりいれるなどして甲州種の可能性を追い求めてこられました。笛吹市伊勢原の甲州種ぶどうで造るワインには、ソーヴィニヨンブランのような香りと爽やかな酸味という「テロワール」があることも発見し、伊勢原に続く新しいテロワールを発見すべく研究を続けておられいます。


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2003年に「アルガブランカ」というシリーズ、甲州種で発泡酒から極甘口まで6アイテムを揃えられました。パリで開催のフランス醸造技術者協会主催のワインコンテスト「ヴィナリーインターナショナル2003」で『甲州特醸樽醗酵1999』が、日本史上初の銀賞を獲得したのです。今までは、甘口ワインでの受賞はあったが、辛口白ワインでの受賞は初めてとのことで、これはかなり意味のある賞になると思います。


 


 


 


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「たとえ一樽でも最高のものを」という信念の基、本当にこだわったワイン造りを目指しておられます。


 


 


 


 


 


 


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こちらは、樽貯蔵庫。フランスから樽を輸入。アメリカンオークではなく、フレンチオークを使用。フレンチオークの樽はアメリカンオークの樽の倍の値段だそうです。


どうして、フレンチオークを使うかというと、年輪が細かく、甲州種の熟成に適しているからだそうです。


 


 


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こちらは、ぶどう農家さんたちの収穫などを管理するところ。


 


 


 


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実は、これは昔の冷蔵庫なのですが、今はスイッチも入れられず、壊すこともできず放置されたままです。


昔は「いかにぶどうを保存するか」ということがテーマだったのですが、流通が発展した今、無用の代物となっているそうです。(昔は生食がほとんどでした)


ぶどう生産・ワイン造りの歴史も垣間見ました。


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こちらは、「棚作り」のぶどう畑です。生食用では、だいたい1本のぶどうの樹に、500房実らせます。


 


 


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そして、こちらが、勝沼醸造さんの「番匠田(ばんしょうだ)」という自社畑。


 


カベルネソーヴィニヨンが植えられています。垣根仕立てです。コルドンです。


ちょうどぶどうが実っていました。


 


 


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有賀さんが子供たちに「食べてごらん?!」と言ってくれました。


子供たちは、「甘~い!美味しい!」と言ってパクパク食べ始めました。


 


 


 


 


 


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ワイン用のぶどうは、だいたい1本のぶどうの樹に20房です。生食用がいかに大量に生産できるかがわかります。


でも、糖度が全然違います。


ワイン用のぶどうには糖度が「22」ないとだめなのです。1990年から11年研究に研究を重ねて、やっと糖度22度のぶどうが出来たそうです。


 


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これは、台木の接木の部分です。アメリカ原産のぶどうの木を台木として接ぎ木しています。フィロキセラ対策です。


 


 


 


 


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こちらはシャルドネの木です。


もう収穫は終わっていました。


 


 


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シャルドネの実がつくところにはずっと金網が張られていました。鳥が食べに来るからだそうです。カベルネにはありませんでした。「どうしてカベルネには網は張らないのですか?」と尋ねると、「カベルネは鳥は食べないんですよ。でも、どうしてシャルドネだけ食べるのかはわかりませーん、鳥に聞かないと。」とおっしゃっていました。


 


 


 


 


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こちらは、勝沼町のシンボル「土屋龍憲と高野正誠」。


明治10年、大日本山梨葡萄酒会社を代表して渡仏しワイン醸造を学ぶ。帰国後、山梨におけるワイン産業の基礎を創った二人です。


 


 


 


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これが、「アルガブランカ シリーズ」


 


 


 



 


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樽貯蔵庫の二階には、リーデルのソムリエシリーズのグラスがずらーっと並ぶギャラリーがあります。


 


 


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「いつかリーデル社に甲州種のグラスを作ってもらいたい」というのが、有賀さんの夢だそうです。以前、リーデルの担当者に甲州種を垂直飲みしていただいたとのことですが、均一でないということで、認めてもらえなかったそうです。ぜひ甲州グラスが実現できるように応援したいです。


 


そして、おもしろい試みをされているのが、「同じ甲州種でも、ぶどうの生産者ごとに生産者の名前のワインを造ってらっしゃるのです。同じ勝沼のテロワールでもぶどう生産者・畑によって違うワインになるという、かなり深いやり方も実行されています。


日本でアルコール類を100%としたら、ワインは2.6%です。その2.6%のほとんどは輸入ワインです。そんな0.?%の日本ワインの良さをわかっていただけるために私たちは頑張っています。と本当に熱く語っていただきました。生産者の声は実際に聞いてみないと本当にわからないものです。


 


勝沼醸造株式会社 http://www.katsunuma-winery.com/


山梨県甲州市勝沼町下岩崎371 TEL 0553-44-0069


 

これから期待できる甲州ワイン♪

勝沼町で、5つのワイナリーに行って感じたことは、「甲州ワインの可能性に希望をもって醸造している」ということです。今までの甲州種のぶどうの位置づけとは、明らかに変わってきているということです。日本のぶどう生産はもともと生食用でした。実は甲州ぶどうは1000年以上の歴史を持っています。甲州の栽培面積が一番多いのが山梨県です。明治初期にワイン造りが始まったとき、生食用には使えないぶどうで造るという悪しき慣習が生まれました。その痕跡は今も残っていて、生食用とワイン用と別々に栽培される場合は稀なのです。同じ畑で栽培していて、紙がかかっているのが生食用、何もかかっていないのがワイン用となっているものが多いです。


しかし、最近では甲州ワインにテロワールを映し出そうと、町・字・小字・土地などを限定してぶどうをはじめからワイン用として栽培していこうという動きが始まっています。このようなワイン専用のぶどうを栽培する傾向にあることはとても大事なことだと思います。


たまたま、ワイナート11月号に載っていました。


(ワイナート11月号より)フランスのボルドー大学醸造学部、ジル・ド・ルベル教授とオーストラリアのワインジャーナリストであるデニス・ガスティン氏に、甲州ワインについてどう思うか聞いてみた。ふたりは4年間にわたり、山梨県で実施されている国産ワインコンクールの審査員を務めている。ルベル教授は、良質な甲州ワインの特徴を「豊富なミネラル、アロマティックな果実感、繊細さ」だと指南する。南国の果実のようなフルーティさはむしろ控えめで、どちらかというと、北方の冷涼な地域のソーヴィニヨン・ブランと比較できるという。しかもこうした特徴を備えた良質な甲州ワインは、ここ3年間で明らかに増えたと捉えている。専門家レベルだが、甲州ぶどうを研究しようという動きもあるらしい。一方、ガスティン氏は、かつての甲州ワインは、果実味を覆い隠すほど樽香が強すぎる「オーキー甲州」と、繊細な味わいだが線が細い「ミネラル甲州」の2タイプだけだったという。しかし今では、繊細な味わいのなかにも土壌からのミネラルが十分に感じられるタイプと、樽は使っているものの、決して樽香は強すぎないタイプが造られるようになったとみている。後者は、ミネラル感はやや乏しいが、果実味が豊かで、これはこれで良質な甲州ワインの在りようだとしている。


このように、甲州は今まで研究されていなかったぶどう品種なのだということがわかります。まだまだ未知の甲州ワイン、将来が楽しみです。

2008年05月07日

山屋のワイン~大和葡萄酒株式会社 四賀ワイナリー~

今日、お客様がGWに長野県に行かれて、お土産に軽井沢ワインをいただきました。

「山屋のワイン」って書いてあります。赤ワインです。

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早速、主人と2人で飲ませていただきました。ありがとうございます!

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ちょっと調べてみると、セパージュはカベルネソーヴィニヨンとメルロー種のブレンドということがわかりました。すごくフルーティーさと渋みのバランスがいいなーっと思いました。

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それで、裏のラベルも見てみると、造っているのは「大和葡萄酒株式会社 四賀ワイナリー」というところで造っているそうです。それも調べていくと、実はこういう方がこだわりを持って造られていることがわかりました。

大和葡萄酒株式会社
http://www.yamatowine.com/rinen03.html


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このいただいたワインは、ヨーロッパ系品種のカベルネとメルローが使われています。
大和葡萄酒の四賀ワイナリーは、長野県東筑摩郡四賀村大字反町字北林というところにあります。

●葡萄づくりへのこだわり
標高差と優れたテロノワールを求めた世界品質への挑戦。メルロやシャルドネは長野工場の管理。

からもわかるように、そこが、ヨーロッパ系品種にはとても適しているテロワールであるということです。

大和葡萄酒 四賀ワイナリー
http://www.yamatowine.com/wine01/winery_siga.html


・・・・・・・・・・・・・・・・で、結局主人と2人で750ml、1本が空いてしまいました(汗)

これがバロメーターなのかもしれません。いつも、美味しいワインはすぐ無くなります。

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