『美しいキモノ』という雑誌の秋の百人茶会に応募したところ当選しまして、京都の大覚寺での茶会へ行ってまいりました!
桓武天皇の新都平安京の20年後に即位した嵯峨天皇が葛野の地をこよなく愛され、后との新居として嵯峨院を建立されたのが現在の大覚寺の前身・嵯峨離宮です。
大覚寺の入り口です。紅葉はまだでした。今年は遅いそうです。
大覚寺は嵯峨天皇が嵯峨離宮庭内で手折られた菊を瓶に生けられたことに始まる「いけばな嵯峨御流」が、伝統ある歴史と格式を持ちながら、現代感覚に即した発展を遂げ、年々隆盛の一途をたどっているそうです。
信徒会館というところで、「冷泉貴実子さん」の講演をお聞きしました。来年は「源氏物語1000年」ということで、京都でも色んなイベントが行なわれるそうですが、その源氏物語と日本文化について、とてもわかりやすく興味深くお話していただきました。本当にいい貴重なお話を聞くことができ、よかったと思います。
そして、講演会の後は、大覚寺の境内を見学させていただきました。
こちらは、嵯峨菊です。嵯峨天皇が大沢池の菊が島より野生の菊を取ってきたという、江戸菊・肥後菊などと共に、日本を代表する古典菊の一つです。大覚寺の嵯峨菊は、「七五三」の形に仕立てあげられるそうで、約2メートルの草丈に上から三輪、五輪、七輪と咲き並ぶ花は、天・地・人の三才の格を有し、いけばな嵯峨御流の基本ともなっているそうです。
こんなところに蝉が!金ぴかの蝉が各格子に付けられています。これは火事からお寺を守るために付けられたもので、水に関係ある動物が付けられているお寺がたくさんあるそうです。「どうして蝉は水に関係あるのかな?」と思っていましたら、「蝉が逃げるとき、おしっこをかけて逃げる」ということで、水に関係するということです。「へぇー」っと思いました。
こちらは大覚寺の正門です。菊の紋が入っています。いたるところに菊の紋があるのは、大覚寺が「門跡」だからです。この正門は皇室の方だけがくぐるということに決まっています。
境内の廊下ごしに見えるお庭。寝殿造りですので、ずっと橋が渡してあり、見学中も靴(草履)を脱いだり履いたりしません。
こちらは本堂があった跡です。現在は音楽のコンサートの舞台としても利用されています。
さて、大沢池が見えてきました。この池は人口の池で、毎年9月(旧暦8月15日)に「観月会(かんげつえ)」が行なわれます。観月会は、王朝の宴(うたげ)を偲ばせるだけではなく、月光に照らされたお互いの仏性を見出す大切な夜でもあるそうです。
今日は、特別に百人茶会のために船を出していただきました。
平安人になったつもりで遊覧・・・。
お昼の陽気で眠くなってきました;
船頭さんは、大覚寺のお坊さんです。前と後ろで一人ずつおられるのですが、後ろはこぐのに力が必要だし、前は舵取りで頭を使わないといけないし、どちらも大変だそうです。
昔の人もこのような景色を見ていたのでしょうか?
池を一回りで、茶室が見えてきました。
こちらは、境内の見学の説明やお世話をしてくださった、大覚寺の笹津さんです。
舟遊びも終わり、今度はお茶室へと入りました。
お菓子です。菓子器にも菊の紋がありました。
茶室からの大沢池の眺め。
表千家のお点前でお茶を頂戴いたしました。
お花は、「トリトマラズ(鳥不止)」と「椿」でした。「トリトマラズ」っておもしろい名前なんですが、枝が細すぎて鳥が止まれないのか、棘(とげ)があるので鳥が止まれないのか・・・まあ、あまり鳥が止まらない花なんでしょうね。
美味しいお茶をいただき、今度は点心のお部屋へ。
点心は、銀閣寺「三友居」さんの点心でした。掛け紙もとても秋らしくていいですね。
蓋をあけてみると、紅葉した柿の葉が入っていました。季節感があふれています。
そして、柿の葉を取ると、ぎっしりと秋が詰まった美味しそうな点心弁当が!
そして、海老真丈の煮物椀。姫大根も添えられていました。
結構ボリュームもあり、他の方は残しておられましたが、私はもちろん完食!!ごちそうさまでした♪
そして、お腹がいっぱいになったところですが、「美しいキモノ」の雑誌掲載写真の撮影。
「美しいキモノ」の春号に掲載されるそうです。
一緒にお茶会に参加したMちゃんとお庭で♪
富雄の”えとね”さんを後にして、近鉄奈良駅に戻ってきました。
歩いて東大寺まで行きました。

8月15日は「万灯供養会(まんとうくようえ)」です。

いつもは東大寺は拝観料がかかりますが、13日・14日・15日は夜間無料拝観、大仏様の観相窓が開かれます。

すごい人でした。

でもものすごく幻想的です。
ご先祖様が冥土に帰られる日ですものね。

8月15日にここに来たのは初めてでした。こんなすごい供養会とは知りませんでした。

子供達はやはり鹿に興味津々。

たくさん歩いて、お疲れ様でした♪
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